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トリキュラーの効果とその仕組み

2020年01月16日
微笑む女性

低用量ピルにはいくつもの種類があり、新しく発売が開始されるものもあります。
そのため、低用量ピルの服用を始めたいと思った時には、どのピルを使うかという選択をしなくてはいけません。
低用量ピルの中でも世界中で多くの人に使われており、日本でも人気の高いピルのひとつがトリキュラーです。
たくさんある種類の中でも副作用が起きにくい、体質に合うということが人気の理由のようです。
トリキュラーは低用量ピルの中では2番目に古い第2世代という時期に開発をされたものです。
最初に作られたピルの副作用が起きないように改善されているというところが特徴です。

もうひとつの特徴は3相性という作りになっていることです。
低用量ピルには大きく分けて、含まれるホルモン量が常に一定の1相性という種類と、段階的にホルモン量が変化していくものがあります。
この2種類はどちらにも良さがありますが、トリキュラーの場合には、段階的にホルモン量が変わることで、自然の体のサイクルに近づけることができます。
女性の体は常に女性ホルモンが分泌されていますが、エストロゲンというホルモンと、プロゲステロンというホルモンの2種類があります。
これら2種類のホルモンが、周期の中で増えたり減ったりすることで、正常に生理がくるという仕組みになっています。

トリキュラーにはエストロゲンと同じ働きをする成分としてエチニルエストラジオールが配合されており、プロゲステロンとしてはレボノルゲストレルが使われています。
周期の初めに服用する錠剤ではエチニルエストラジオールが多めに入っており、後半はレボノルゲストレルの量が増えるように作ってあります。
そのためトリキュラーはひとつのシートに色の違う錠剤が入っています。
これは含まれるホルモン量が違うためで、順番を間違えるときちんとした効果が出ない可能性もあります。
トリキュラーを服用する時には必ず、シートの1錠目から開始をするようにしましょう。

自分に合う低用量ピルをさがす方法

トリキュラーは多くの人が服用をしているピルですが、それでもすべての人の体質に合うわけではありません。
同じ日本人だとしても体質に差があるのは当然で、中にはトリキュラーを使って副作用が強く出てしまうという人もいます。
そういった時には同じような効果のある低用量ピルの中から他の種類に変更をするという方法もあります。
その時にはトリキュラーとは違ったプロゲステロンが配合されているものを使うと、副作用を減らせる可能性があるということを覚えておきましょう。

低用量ピルに含まれる女性ホルモンは作用は同じようなものでも、成分は違ったものが使われていることがあります。
この違いで、人によって合う合わないが出てくるので、トリキュラーが合わなかった人は別の成分を試してみることをおすすめします。
トリキュラーとは違うプロゲステロンにはデソゲストレルというものがあります。
これはトリキュラーよりも後に成分が開発されており、副作用が起きにくくなるよう改善されています。
デソゲストレルが配合されている低用量ピルにはマーベロンがあります。

マーベロンも人気があるピルで多くの人が使用しています。
そして、マーベロンとトリキュラーの違いは、マーベロンは1相性のピルだということです。
含まれているホルモン量が全ての錠剤で同じなので、シートの中の錠剤は休薬期間のものでなければ全て同じです。
そのため順番を気にせずに飲めるというメリットがあります。
低用量ピルは色々な種類がありますが、改質に合うかどうかは試してみなくてはわかりません。
そのため、もしも、ひとつの種類のピルが体に合わないと感じたら、無理をして飲み続けるよりも、他のピルを試してみることをおすすめします。
自分に合ったものを使うようにしましょう。

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