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女性の疾患にも役に立つ!ピルの活用法

2020年02月04日
考えている女性

ピルは避妊のためだけでなく様々な疾患の治療にも使われている薬です。
ピルは性行為をする若い人だけが使う薬というイメージを持っている人も多いのですが、実は全ての女性にとって関係を持つ可能性がある薬です。
それはピルに含まれている成分が女性ホルモンだからです。
女性は誰でも女性ホルモンが体内で分泌されており、それによって体つきが女性らしくなったり、生理を起こして妊娠ができる機能を持つことができるようになるからです。

そして、女性ホルモンの分泌量が多すぎても少なすぎても健康を保つことができません。
そのため女性ホルモンの分泌のバランスが崩れてしまうと健康を害してしまい、病気になってしまうこともあります。
女性ホルモンが関係している病気は多く、婦人科系の病気の多くが女性ホルモンと関係を持っています。
そのため、ピルを使うことで女性ホルモンのバランスを整えることが、将来的に発症する可能性のある病気の予防にもなります。

多くの女性が40代後半頃から女性ホルモンの分泌量が減り始めて更年期障害という病気を起こします。
これは閉経をする時期に差し掛かる時に起こるもので、急に顔がほてる、大量の汗をかくなどの不快な症状が起きるようになります。
この時にピルを使用して不足している分泌量を補うことができれば、こういった不快な症状が軽減する可能性もあります。
更年期障害はほとんど全ての人に起こりますが、程度には差があります。
我慢できる程度であれば、様子を見るだけで十分ですが、症状が強い時にはなんらかの対策が必要になります。

また閉経が済んでからも女性ホルモンが減ることで体の骨がもろくなる骨粗鬆症という病気になる可能性があります。
骨粗鬆症になると骨がもろくなり骨折をしやすくなります。
そういったことが起こる前にピルの服用をしておけば予防効果が期待できます。
またピルを服用している期間は卵巣を休めることができるということで卵巣がんの予防にもなると言われています。
将来的に卵巣がんになるリスクを減らす効果を期待してピルの服用をする人もいます。

病気にピルが効く?!生理痛が軽減するのその仕組み

こういった様々な病気だけでなく、毎月の生理の時にもピルを使っていることでたくさんのメリットを感じることができます。
ピルを服用している期間は生理周期が28日で安定するということが特徴です。
生理周期はなにもしないでも安定している人もいれば、毎月いつ来るかわからないというほど、周期が乱れている人もいます。
いつもは安定していてもストレスが多い日々が続いたり、睡眠不足があるとすぐに乱れるというのが生理周期で、色々な影響を受けやすいものです。
そのため、大事な用事があっても周期が安定していなければ予定を立てづらくなりますし、急に生理がきて驚きというハプニングが起こる可能性があります。

ピルを服用している時には、休薬期間と言ってホルモンを体に入れない時期があります。
その時期になると体の中のホルモン量が急激に減り、生理と同じ作用を持つ出血が起こります。
この周期はピルの服用周期と一致するので、生理周期が安定します。
また女性ホルモンを体内に入れている期間は、体がホルモン量が足りていると判断をして、自分の体からはホルモン分泌を行わなくなります。
その結果、排卵が起きず避妊効果を出します。
さらに排卵が起こらないということで、受精卵ができる可能性がばくなり、子宮内膜の増殖も抑制されます。
子宮内膜が厚くならないことで生理の出血量が減り、生理痛の軽減につながります。

ピルを使っている時期は定期的に出血が起こるので、予定を立てる時にも安心できます。
さらに生理痛がひどくて悩んでいた人にとっては生理痛が軽くなるという安心感も得ることができます。
生理にまつわるトラブルの多くが解消するということで、ピルは避妊以外のメリットもたくさんある薬です。

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